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日経ビジネス 日経新聞
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ブルース・ホルコムは、日本語と英語の同時通訳者としての経験を持つ数 少ない外国人の一人です。彼の通訳としてのキャリアは、1980年に東京のサイマル・ アカデミーで会議通訳の訓練を受けるオーストラリア初の国費留学生に選ばれたとき に始まりました。
それから今日まで、彼は数えきれないほどの国際会議や商談、大臣クラスの政治家との同行、 放送メディア、およびノーベル賞受賞者や学者その他の訪日著名人による講演で通訳を務めてきました。 日本のグローバル化が進むにつれて、最近は国際訴訟のdeposition(宣誓供述)や 法廷審問の通訳を依頼されることが多くなっています。
ブルース・ホルコムは1985年に株式会社レクシス(現在のホルコム & アソシエイツ)を 設立しました。それから20年間、東京を本拠地とする同社は、金融、法務及び訴訟に特化した 良質なランゲージサービスを提供する会社として、各国政府、国際法律事務所、金融機関、 多国籍企業のニーズに応えてきました。またブルース・ホルコムは、オーストラリア タスマニア州 政府の駐日代表を15年間務め、そのほかにも日本市場への参入を目指す企業のコンサルタントを 多く務めてきました。
ブルース・ホルコムは東京都の幾つかの諮問委員会のメンバーに選出されており、様々な視点から発言し、 積極的に協力しています。また企業や一般向けの講演にしばしば講師として招かれ、著述も行っています。 過去6年間日本経済新聞に定期的にコラムを執筆しているほか、日本の文化と言葉をテーマとする英国BBC放送の 番組にも取り上げられました。
数ヵ国語を話すブルース・ホルコムは、1970年代後半はシドニーのマクウォーリー大学で言語学を教えていました。 インドネシア語を専攻したシドニー大学でBA(Honours)を取得、さらにマクウォーリー大学で日本語言語学のMA(Honours) を取得しました。1973年に研究生として初めて来日、慶応大学、東京外語大学、国立国語研究所で学び、 その後も日本で多くの国際コミュニケーションに貢献し、現在に至っています。
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